ウツボグサの育て方!紫色の花穂はどことなく気品があります♪

ウツボグサの育て方!紫色の花穂はどことなく気品があります♪

ウツボグサの育て方を紹介します。ウツボグサは郊外の畔などに自生する野草ですが、薬草として利用されたり、小盆栽のように仕立てて花を楽しんだりと、古くから親しまれてきた植物です。多年生でこぼれ種で増えますので、群生すると可愛らしいですよ。


ウツボグサの基本情報

基本情報

科名:シソ科
属名:ウツボグサ属
学名:Prunella vulgaris
原産地:中国、朝鮮半島、日本など

基本的な育て方

・用土
水はけの良い土を好みます。水はけがよければ土質は特にこだわりません。

・水やり
鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。地植えの場合は雨水のみで大丈夫です。

・肥料
鉢植えの場合は3~5月頃と9~10月頃に、緩効性の化成肥料をごく少量与えます。

・病害虫
バッタなどの食害があります。見つけ次第駆除しましょう。

水はけの良い土を選びましょう

ウツボグサは多湿を嫌います。水はけの良い土ならば、特に土質はこだわりません。鉢植えなどで植え付ける際は、市販の培養土に、小粒の赤玉土などを混ぜ込んでおくと良いでしょう。地植えする場合は、日当たりと風通しの良い場所で、できるだけ水はけの良い場所を選びましょう。

耐寒性は強いものの、耐暑性は若干弱めで、高温多湿が苦手なため、地植えした場合でも真夏はある程度遮光できる準備をしておいた方が安心です。また、長雨の時期に株元に水が溜まるような環境は不向きなので、高畝にして水が溜まらないようにするなどの工夫が必要です。

簡単に増やせます

ウツボグサは多年草で、地植えの場合でも数年で株が混み合ってきます。風通しが悪くなるので、2~3年で植え替えをした方が育成がよくなります。春先から真夏を除く秋までですが、そのタイミングで株分けをして増やすことができます。株分けする際は、あまり細かく分けるとその後の育成が悪いので、ひとつの株を半分程度に分けるくらいの方が良いようです。

種から増やす場合は、7~9月頃に茶色くなった穂から種を取り、冷蔵庫で保管しておいて翌年の2~3月頃に蒔きます。種から育てた場合は、開花までに2年程度かかるので、すぐに花を楽しみたい場合は株分けの方がよいでしょう。

利用方法

ウツボグサは、漢方では利尿・消炎作用ある薬として、夏枯革(カコソウ)という名前で流通しています。7~8月頃に、花穂を切り取り天日で干します。干したものを一日5~10g程度、300cc水で半量まで煮詰めたものを3回に分けて食間に飲むと、腎炎や膀胱炎に効くとされています。

また、薬として利用する以外にも、花の美しさから、小盆栽や生け花に利用されることが多い植物です。気品のある紫色の花は、凛とした佇まいがあって、和の雰囲気がとてもおしゃれです。花が楽しめるのは5~7月くらいまでなので、鉢植えの場合は暑さ対策としてお部屋に取り込んでもいいかもしれません。

園芸品種もあります


ウツボグサは、プルネラという園芸品種もあります。これらは西洋ウツボグサとも呼ばれ、日本のウツボグサよりさらに暑さに弱い傾向がありますが、育て方は同じです。花の色が白やピンクなど、より観賞用としての要素が強くなります。個人的には在来種の方が若干育てやすくオススメです。

関連するキーワード


緑化 多年草 ウツボグサ

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