ゲンノショウコの育て方!古くから薬効が注目、花もかわいらしい♪

ゲンノショウコの育て方!古くから薬効が注目、花もかわいらしい♪

ゲンノショウコの育て方を紹介します。ゲンノショウコといえば、古くから民間薬として利用され、その強い効果から、現の証拠(ゲンノショウコ)の名前が付いたとされています。薬効ばかりが注目されがちですが、花もかわいらしく、育てやすい山野草です。


ゲンノショウコの基本情報

基本情報

科名:フウロソウ科
属名:フウロソウ属
学名:Geranium thunbergii
原産地:日本、朝鮮半島、中国

基本的な育て方


・用土
山野草として日本国内に広く分布しています。水はけ、水もちの良い一般的な土ならだいたいどんな土でも育ちます。

・水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。地植えした場合は雨水のみで大丈夫です。

・肥料
地植えの場合は特に必要ありません。鉢植えの場合は、開花後にごく少量の有機肥料を与えても良いでしょう。

・病害虫
特に目立った病害虫はありません。

入手はちょっと難しいかもしれません

ゲンノショウコは、一般的にあまり流通していません。ネットなどで時々ポット苗を見かけますが、それも時期によっては非常に少ないです。近所で自生地を見つけたら、秋に種を採取しましょう。小さなオクラのような実ができますが、種がはじけて飛んでしまうので、はじける前で、なおかつ種が熟した状態のものを採取し、種だけを分ける方法が良いでしょう。

開花期が7~10月頃なので、種の採取は9月から11月頃が適期となります。採取した種は、すぐに蒔く(取り蒔き)か、翌年の3~4月頃に蒔きます。日当たりがよく、水はけ水もちの良い土壌を選んで適当に蒔いておくと勝手に芽吹いてきて育ちます。

繁殖力は旺盛です

ゲンノショウコは多年草で、茎が30~60cmまで伸びますが、地面を這うように伸びるため、株が横に広がっていきます。冬はある程度地上部を枯らし、ロゼット状になって越冬します。雪や霜に当たっても問題ありません。春になるとまた新たに新芽を出して広がっていきます。広がりすぎてほかの雑草と見分けが付かなくなると困るので、ある程度範囲を限定して、広がり過ぎないようにするのが無難です。

種ははじけて飛ぶので、地植えしておくと勝手に広がっていきます。鉢植えにする場合は、土が乾いたらたっぷりと水を与えますが、地植えの場合は日照り続きでもない限りは雨水のみで十分です。肥料も特別与えなくても良いので、植えっぱなしで手をかけなくても良く育ちます。

花も魅力的です

ゲンノショウコの利用としては、7~9月に刈り取り、適当な長さに切ったものを陰干しで乾燥させたものをお茶として飲みます。下痢止めや便秘解消など、強い整腸作用がありますが、飲みすぎても副作用は無いとされています。ほかにも高血圧や冷え性を予防するなど、多くの効能が期待できますが、実は花もとてもかわいらしいものです。

東日本では白に紫の筋が入った花が多く、西日本では赤紫の花が多いようです。小さな鉢にコケと一緒に植えて、小盆栽として花を楽しむのも風情があって良いものです。お庭の片隅に群生したゲンノショウコが、いっせいに開花するのも見ごたえがありますよ。

採取の注意

ゲンノショウコは、山野草としても薬草としても人気があるため、乱獲されて自生地が縮小している地域もあります。採取する際は、できるだけ株を直接掘り取るのではなく、種を少しいただく程度にしておきましょう。育て方はとても簡単なので、少量の種からでも必要量まで増やせると思います。

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