ジンチョウゲの育て方!春を告げる甘い香り♪

ジンチョウゲの育て方!春を告げる甘い香り♪

ジンチョウゲの育て方を紹介します。秋に甘い香りを漂わせるのは金木犀ですが、春先に金木犀のような甘い香りを漂わせるのがジンチョウゲ(沈丁花)です。寒さに強い常緑性の低木で、東北南部以南では問題なく育てられます。春を告げる甘い香りの花を咲かせてみませんか?


ジンチョウゲの基本情報

基本情報

科名:ジンチョウゲ科
属名:ジンチョウゲ属
学名:Daphne odora
原産地:中国

基本的な育て方

・用土
水はけがよければ土質はあまりこだわりません。

・水やり
乾燥を嫌います。鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷりと、地植えの場合も土があまり乾くようなら潅水してください。

・肥料
2月頃に寒肥、花後の4~5月頃にお礼肥、9月頃に油かすなどの有機肥料を与えると、育成や花の付きが良くなります。

・病害虫
新芽の頃にアブラムシがつくことがあります。見つけ次第駆除しましょう。

植えつけるときの注意

ジンチョウゲは、水はけの良い土であれば、特に土質はこだわりません。適度な湿り気と日当たりの良い場所に植え付け、株元に土を盛るなどして、水がたまらないような工夫をしましょう。ジンチョウゲはあまり根が深く張らず、やわらかくて細かい根が出やすいので、植え替えはあまり好みません。地植えの場合は植え替えないことを前提に場所を選びましょう。

鉢植えを植え替える場合は、なるべく根をいためないように、そっと古い土を落とし、一回り大きな鉢に植え替えます。若い木は植え替えにも耐えますが、大きな株の場合は植え替えで根が傷むと、そのまま枯れることがあります。

剪定と水やりの注意

ジンチョウゲは、あまり地中深く根を下ろさないので、極端に乾燥させないように注意します。特に鉢植えの場合は水切れしやすいので気をつけましょう。花芽が分化するのが、6~7月頃なので、この時期に水切れさせると翌年の花の付きに影響します。地植えの場合はちょうど梅雨と重なる頃なので、それほど心配はありませんが、鉢植えの場合、軒下などにあると雨が当たりにくいので、時々土の様子を見て、極端に乾燥させないようにしましょう。

剪定も花芽が分化する6~7月を避けて行いますが、基本的には放任でも樹形が整うので、あまり剪定しなくてもある程度はまとまります。あまり大きくしたくない場合は、開花後、花芽が分化する前の4月下旬から5月中旬までに枝を整理する軽めの剪定を行いましょう。

肥料の使い分け

ジンチョウゲを鉢植えで育てる場合、肥料を上手に使い分けると、育成が良くなります。2月頃に寒肥として、油かすや鶏糞などの有機肥料を与えます。これはゆっくりと分解され、寒い冬を乗り越えて春に新芽が出るのを助けます。花後のお礼肥は、開花による株の疲労を回復させ、来期の花芽を作るために有機肥料か緩行性の固形肥料を与えます。

そして9月頃に、冬を乗り越える準備として、有機肥料を与えます。地植えの場合は、植えつけた場所が腐植質で肥沃な土の場合、特に肥料を与えなくても良く育ちます。土がやせている場合は、鉢植えと同様の肥料の与え方でかまいません。

挿し木で増やします

ジンチョウゲは、鉢植えの場合は育て方にちょっとしたコツが必要ですが、地植えの場合はそれほど多くの手間を要求しません。ただ、花が咲いても実がならないので、挿し木して株を増やしておくのも良いでしょう。7月の梅雨明け頃に、その年に伸びた若い枝を使うと成績が良い気がします。10cm程度に切りそろえた枝の先端2~3枚の葉を残して、湿らせた赤玉土などに5cm程度を挿し、乾燥させないように半日陰で管理すると2ヶ月くらいで発根してきます。そのまま鉢植えとして育ててもかわいらしいものですよ。

関連するキーワード


緑化 低木 ジンチョウゲ

関連する投稿


ダチュラの育て方!きれいな花と甘い芳香、毒には注意

ダチュラの育て方!きれいな花と甘い芳香、毒には注意

ダチュラの育て方を紹介します。ダチュラはインドや熱帯アメリカ原産の植物です。主にチョウセンアサガオと呼ばれるダチュラ・メテルという品種が栽培されています。チョウセンと付きますが、朝鮮原産ではなく広く海外という意味があります。きれいな花と甘い芳香がありますが、毒には注意が必要です。


ダールベルグデージーの育て方!黄色い小花が可愛い

ダールベルグデージーの育て方!黄色い小花が可愛い

ダールベルグデージーの育て方を紹介します。ダールベルグデージーは中米原産の一年草です。本来は多年草ですが、日本では一年草として扱うことが多いです。キク科らしい黄色い小花がたくさん咲き、環境が良ければ春から秋まで開花を楽しめます。草丈は30cm程度です。


セントポーリアの育て方!バラエティに富んだ室内に適した植物

セントポーリアの育て方!バラエティに富んだ室内に適した植物

セントポーリアの育て方を紹介します。セントポーリアはアフリカ原産の多年草です。20種類ほど存在しています。茎が伸びないロゼット型と茎が這うように伸びるトレイル型に大別されますが、園芸的に栽培されるのはロゼット型が多いです。豊富な花色や形があり、バラエティに富んでいます。あまり太陽に当てる必要がなく室内向きです。


シラサギカヤツリの育て方!繊細な花姿

シラサギカヤツリの育て方!繊細な花姿

シラサギカヤツリの育て方を紹介します。シラサギカヤツリはアメリカ原産の多年草です。湿地に育つ水生植物になります。細長い花茎を伸ばし花穂を立ち上げます。白い部分は花ではなく苞で、実際の花は小さくて目立ちません。全体的に繊細な印象の植物です。開花期は5月~10月までと長く、50cm程度に成長します。


シネラリア(サイネリア)の育て方!カラフルでこんもりした花姿

シネラリア(サイネリア)の育て方!カラフルでこんもりした花姿

シネラリアの育て方を紹介します。シネラリアはスペイン領カナリア諸島原産の一年草です。本来は多年草ですが、日本では夏越しが難しく一年草として扱われます。白、青、紫、ピンク、黄色などカラフルな花色があり、こんもりと半球状になるのが特徴です。1月~4月まで開花します。


最新の投稿


関東のSUPプラン3選|アクセス良好で、手軽に楽しむ水上散歩♪

関東のSUPプラン3選|アクセス良好で、手軽に楽しむ水上散歩♪

SUPは立ちながらボートを漕ぐ水上アクティビティの一つです。比較的手軽に楽しめるアクティビティとなっており、数時間のレッスンで十分に楽しめるスキルが身につきます。関東にもSUPを楽しめるスポット・プランは充実しております。


広松木工の椅子5選|シンプルかつ実用的なプロダクトが魅力的!

広松木工の椅子5選|シンプルかつ実用的なプロダクトが魅力的!

広松木工は日本の五大家具産地に数えられている福岡県大川市に拠点を置く家具メーカーです。約70年に渡って、シンプルかつ実用性の高い家具を製造し続けています。豪華絢爛な装飾はありませんが、スッキリとしたフォルムで機能性は高い椅子が好評です。


沖縄のパラセーリングプラン3選|美しい海を空から眺める!

沖縄のパラセーリングプラン3選|美しい海を空から眺める!

沖縄のアクティビティの一つにパラセーリングがあります。パラセーリングを体験すると、美しい沖縄の海を空から眺めることが可能となり、絶景な景色を堪能できます。海の空中散歩を堪能できますし、ちょっと空いた時間に参加できますので、要チェックです。


フリッツ・ハンセンの椅子5選|北欧でも人気の家具メーカー!

フリッツ・ハンセンの椅子5選|北欧でも人気の家具メーカー!

フリッツ・ハンセンは北欧の家具メーカーの中でも人気のブランドの一つです。また、同社の発表している椅子は「セブンチェア」「アリンコチェア」「エッグチェア」などデザイン性が高く、さらに世界的にも評価されている製品が充実しています。


関東のバンジージャンプスポット3選|国内随一の高さも体験できる!

関東のバンジージャンプスポット3選|国内随一の高さも体験できる!

関東には40m台から国内でもっとも高い100mまでのバンジージャンプスポットがあります。はじめてバンジージャンプを体験する方も、何度も経験されたことがある方も十分に楽しめるエリアとなっています。特に国内一の高さを誇る竜神バンジーは踏み出すことさえできれば最高に気分が良いと好評です。