オゾン層と紫外線の関係。吸収のメカニズム

オゾン層と紫外線の関係。吸収のメカニズム

オゾン層は紫外線を吸収する役割を果たしています。ただ、全ての紫外線を吸収するわけではなく、有害なC波とB波を中心に吸収し一部は地上へと降りてきます。近年はオゾン層破壊により有害紫外線の量が増えていることが問題になっているのです。今回はオゾン層と紫外線の関係、吸収のメカニズムについて紹介します。


オゾン層について

オゾン層は上空10キロ~50キロの成層圏に存在する気体です。主に20キロ~30キロ地点に多く、オゾンがたくさん集まっている場所をオゾン層と呼んでいます。層があるわけではなく、気体が多数点在しているという形です。上空に存在するオゾンを地上に集めると3mm程度の厚さになると言われています。

紫外線について

紫外線には種類があります。A波、B波、C波があり波長によって分かれています。C波になるほど波長が短くなり、人体にとっては有害になります。A波はシワやたるみなどの原因になるとされていて、B波はシミなどの原因だけでなく、皮膚がんや白内障を引き起こす原因になりえます。B波はA波よりも数百倍有害性が強いです。

オゾン層が吸収する紫外線

オゾン層は最も有害である紫外線のC波を完全に吸収してくれます。つまり、C波は地上に届きません。B波もほとんどを吸収しますが、一部だけ地上に届きます。A波は大半が地上に届きます。地上に届く紫外線の割合はA波が95%、B波が5%と言われています。

しかし、オゾン層が薄くなっていることでB波の量が増えていると言われています。その証拠に、世界中で皮膚がんと白内障患者が急増しています。

オゾン層がなくなったら紫外線は...

オゾン層がなくなれば当然C波も地上に到達します。もしオゾン層が完全になくなった場合、地球上の生物は絶滅すると言われる程です。また、B波による健康被害も深刻です。日焼けによるシミやそばかすも深刻ですが、より深刻なのが皮膚がんや白内障です。

予防するには直射日光に当たる時間を少なくする、日焼け止めを塗ることを徹底しなければなりません。B波による被害を抑えるにはSPFが多く入った日焼け止めが効果があると言われています。紫外線は室内にいても浴びてしまうので、日の入る場所にいる場合は塗っておいた方が安全です。

まとめ

夏になると海に行ったりフェスに行ったりと外に長時間いるイベントがありますが、必ず日焼け止めを塗りましょう。日本は紫外線への理解が海外に比べて甘く、対策しない人も多いです。海外では子供の頃から紫外線の危険性を教育している国もあります。後悔しないためにもきちんと対策を取ることが重要です。

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