日本の地球温暖化対策の現状とは?

日本の地球温暖化対策の現状とは?

日本は二酸化炭素排出量で世界の約4%を占めている国です。これは中国、アメリカ、インド、ロシアに次いで5位に位置しています。日本は省エネ化が進んでいると言われますが、世界的に見れば二酸化炭素排出大国であることは間違いありません。では、どのような地球温暖化対策が行われているのでしょうか?


【地球温暖化】日本の現状

日本は二酸化炭素排出量で世界の約4%を占めている国です。これは中国、アメリカ、インド、ロシアに次いで5位に位置しています。他の国の経済発展で順位自体は落ちていますが、二酸化炭素の排出量は減っていません。むしろ、京都議定書の基準である1990年から比べると増加しています。

日本は京都議定書の約束である「2008~2012年に1990年比で6%削減」という目標は達成しましたが、これは海外の削減で得られたクレジットによる部分が大きくなっています。つまり、日本自体の二酸化炭素排出量は減らせていないのです。

日本の二酸化炭素削減目標

日本の現在の二酸化炭素削減目標は、「2030年に2013年比で26.0%削減」するというものです。今までは1990年を基準にしていましたが、2013年に変更になりました。実は2013年は二酸化炭素排出が多かった年で、これに関しては批判も集まっていますが、目標として低い数字ではないので達成に向けて努力することのほうが重要でしょう。

目標達成のためにはエネルギー転換が必要

日本の二酸化炭素排出の大部分は、エネルギー部門によるものです。つまり発電です。日本は発電の8割を火力発電で賄っています。再生可能エネルギーはわずか4%程度です。この再生可能エネルギーの割合を高めない限り、目標達成は難しいと言われています。

日本は再生可能エネルギーの目標も設定していて、2030年までに22~24%にしたい方針です。他にも東京都は2030年までに再生可能エネルギーを割合を30%にする目標を掲げています。現状ではほとんど利用が進んでいないので、わずか15年後にこれだけ割合を高めることが可能なのか、疑問視する声もあります。

環境税の導入

現在、二酸化炭素削減目標を達成するために環境税が導入されています。この税収を活用して再生可能エネルギーの普及や省エネ対策が行われています。環境税の概要は石油・天然ガス・石炭などの化石燃料の利用に対してかかるものです。一般家庭の負担は月に100円程度とされています。いくら安いといっても税金を取っている以上は、目標達成に向けた成果を期待したいものです。

まとめ

日本の地球温暖化対策の現状は、国内よりも海外での削減を優先したものとなっています。これ自体は悪いことではないですが、再生可能エネルギー割合を高め二酸化炭素の削減が達成できるように期待したいです。

関連する投稿


気候変動とは?自然要因と人為的要因

気候変動とは?自然要因と人為的要因

気候変動とは地球の気候が変動することですが、地球温暖化の影響を含めて言われる際に良く用いられる言葉です。気候変動には自然に起因する要因と人為的な要因の2つがありますが、つまりは後者のことを言う際によく使われます。気候変動とは何なのか紹介します。


地球温暖化による被害とは?生活にも被害が?

地球温暖化による被害とは?生活にも被害が?

地球温暖化による温度上昇によりさまざまな被害がもたらされます。海面上昇、異常気象、生態系の変化、私たちの生活など、1度にも満たない気温上昇で深刻な被害が出ています。地球温暖化による被害の実態をまとめました。


よく聞く「化石燃料」って何?地球温暖化と関係あるの?

よく聞く「化石燃料」って何?地球温暖化と関係あるの?

化石燃料は石炭や石油、天然ガスなどのことをいいます。化石とつくので非常にわかりづらいですが、地質時代にかけて堆積した動植物の死骸が長い年月をかけて化石になり、石炭や石油になったと考えられることから、このような名前がついています。あまり良い意味で使われない化石燃料ですが、地球温暖化とも関係あるのでしょうか?


地球温暖化の仕組み。なぜ温室効果ガスが影響するの?

地球温暖化の仕組み。なぜ温室効果ガスが影響するの?

地球温暖化は温室効果ガスが原因で起きているとされています。ただ、温室効果ガスがないと地球はマイナス20度くらいになるとされていて、私たちが生活できるレベルに大気を暖めてくれる役割も持っています。一体、温室効果ガスが地球温暖化を引き起こしている仕組みとはどのようなものなのでしょうか?


森林伐採が進むと地球温暖化も進む?

森林伐採が進むと地球温暖化も進む?

日本は国土の3分の2が森林に覆われた国ですが、世界では森林伐採が毎日のように行われています。そのペースは深刻で、毎年日本の面積の3分の2相当の森林がなくなっています。森林がなくなることによる影響は大きく、洪水や崖崩れなどの災害が起きやすくなり、地球温暖化にも影響を与えると言われています。


最新の投稿


北陸・富山のラフティングスポット3選|黒部、庄川、神通川などおすすめ!

北陸・富山のラフティングスポット3選|黒部、庄川、神通川などおすすめ!

北陸・富山にもラフティングを楽しめる川が存在します。黒部川や庄川、神通川などが有名です。急流でスリルを楽しむと言うよりは、まずはラフティングを経験してみるという初心者にピッタリなスポットが多いので、ぜひチェックしてみてください。


匠工芸の椅子5選|ユニークでかわいらしい商品がいっぱい!

匠工芸の椅子5選|ユニークでかわいらしい商品がいっぱい!

匠工芸は北海道にある木製家具メーカーです。名前からも分かるように職人の技を活かした商品を多く販売しています。匠工芸では伝統的な技術を使って新しいまたはユニークなコンセプトの家具を多く発表しており、椅子も充実しています。休みの日にゆったりしたりするのにピッタリな商品ばかりですのでぜひチェックしてみてください。


東北のラフティングスポット3選|山形・青森・岩手などの観光と合わせて!

東北のラフティングスポット3選|山形・青森・岩手などの観光と合わせて!

東北エリアにもラフティングを楽しめるスポットが充実しています。山形、青森、岩手とそれぞれにおすすめのスポットがありますので、是非チェックしてみてください。初心者向けの緩やかな川や、逆に国内有数の急流でラフティングを楽しめるスポットなど幅広いです。


飛騨産業の椅子5選|人気木工家具メーカーの自然を活かした椅子を堪能

飛騨産業の椅子5選|人気木工家具メーカーの自然を活かした椅子を堪能

飛騨産業は前身となる会社が1920年に設立されており、今年で97年期を向かえる老舗木工家具メーカーです。伝統的な技術活かした商品だけでなく、近代的なコンセプトのシリーズも発表しており、非常に先進的なメーカーとしても有名です。


北海道のラフティングスポット5選|国内トップクラスの”きれいな”川を堪能

北海道のラフティングスポット5選|国内トップクラスの”きれいな”川を堪能

北海道はウィンタースポーツのイメージが強いですが、ラフティングのようなアクティビティを堪能できるスポットも豊富にあります。北海道のラフティングスポットとなる川は国内でも有数の良質な水質の場所が多く、とてもきれいです。また、それぞれのラフティングスポットは子供と一緒に楽しめるので、家族旅行などにもピッタリです。