地球温暖化を防止する取り組み「Fun to Share」とは?過去の取り組みと合わせて紹介。

地球温暖化を防止する取り組み「Fun to Share」とは?過去の取り組みと合わせて紹介。

地球温暖化を防止するための施策は環境省主導で行われています。最初は「チームマイナス6%」から始まり、「チャレンジ25キャンペーン」に移行し、現在は「Fun to Share」という取り組みが始まっています。この背景には京都議定書で決まった二酸化炭素の削減目標があります。


二酸化炭素の削減目標

皆さんは京都議定書を覚えていますでしょうか?
これは世界各国が二酸化炭素の削減目標を定めた最初のものです。「温室効果ガスを2008年から2012年の間に、1990年比で約5%削減すること」が取り決められました。日本は6%の削減を約束し、アメリカは7%、EUは8%を約束しました。

この目標を実現するために始まったのが「チームマイナス6%」という取り組みです。

チームマイナス6%

チームマイナス6%は国民一人ひとりの力を結集して二酸化炭素を6%削減しようという取り組みでした。冷暖房の設定温度、水道をこまめに止める、エコドライブをする、エコ製品を選ぶ、ゴミ袋を減らす、コンセントをこまめに抜くという6つのアクションが提案されました。

名前にかなりインパクトがあったことと、ニュースでも頻繁に温暖化問題が取り上げられていたため名前を覚えている人も多いでしょう。何となく未だに続いているようにも感じますが、このキャンペーンは2012年12月31日に終了しています。京都議定書で決めた6%削減期間が終了したためです。

チャレンジ25キャンペーン

チャレンジ25キャンペーンは鳩山内閣時代に始まりました。2009年の国連気候変動サミットで「日本の温室効果ガスの排出量を2020年までに1990年比で25%削減する」と新たな目標を掲げたためです。個人や団体の環境保護に役立つ活動を後押しするため、チャレンジャーを募集して行動を促すものでした。このキャンペーンは2014年3月26日に終了しています。

現在の取り組み「Fun to Share」

チャレンジ25と入れ替わって2014年3月26日に始まったのが「Fun to Share」です。安倍内閣のもと始まりました。「2030年度の温室効果ガスの排出量を1990年比で26%削減する」目標を掲げています。「COOL JAPAN」ともかけた「COOL CHOICE」というのが主な取り組みです。

「COOL CHOICE」は「COOL CHOICE 100」という具体的なアクションに落とされ、クールでエコな選択をしようと提案しています。

COOL CHOICE 100

Fun to Shareはあまり浸透していない?

チームマイナス6%の知名度と比べるとFun to Shareの取り組みはあまり浸透しないように思います。これは政府の力の入れ方が弱く、マスコミが取り上げることも少ないためです。その背景には、国民の関心度の低さがあります。

ただ、Fun to Shareの「COOL CHOICE 100」の取り組み自体は一人ひとりの行動や企業の行動によって実現されつつあり、もはやエコと意識することなく、エコな取り組みを実施できるようになっているような印象も受けます。

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